女性の貧血の90%は鉄欠乏症貧血 正しい対処法は

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日本は貧血大国

貧血はほとんどの女性にとって無縁ではいられない病気です。

平成24年度の国民健康栄養調査によると日本人女性、とりわけ若い世代の貧血の頻度が増加していることが報告されています。

鉄欠乏症貧血

もちろん男性にとっても貧血は重大な意味を持っていて、悪く考えると体内で出血が起きている可能性さえあります。

例えば胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、大腸癌などが引き起こす貧血です。急に貧血の症状がひどくなった場合などは充分注意が必要です。

鉄欠乏症貧血とは

女性の貧血の大部分を占めるのが「鉄欠乏症貧血」です。

月経があり、妊娠や出産を経験する20~40代の女性の3人に1人が鉄欠乏の状態にある事がさきの報告書でも指摘されていますが、これは先進諸国の中でも高い割合であるといえます。

このタイプの貧血は名前からもわかるように鉄分の摂取が鍵を握っています。

食品の中にある鉄分にも2種類あって、肉や魚に含まれる「ヘム鉄」と植物に含まれる「非ヘム鉄」がありますが、どちらも赤血球の材料になる大切な鉄分です。

鉄分以外の栄養素、例えば必須うアミノ酸を含む良質のたんぱく質やビタミンCなどを同時に摂取することで鉄の吸収力は格段にアップします。

このような意味からもバランスの取れた食事はとても大切です。

サプリメントもオススメはしませんが、補助的な意味合いであればいいと思います。

[ 鉄分を多く含む食品 ]     ※詳しく知りたい方は・・・日本食品標準成分表

食品(100g当り) mg
青海苔(乾燥) 74.8
ひじき(乾燥) 55.0
きくらげ(乾燥) 35.2
アサリ水煮缶詰 26.4
煮干 18.6
鶏レバー 14.4
ごま 9.9
レンズ豆 9.4
きな粉 9.2
パセリ 7.5
たまご(卵黄) 6.0
油揚げ 4.2
とろろこんぶ 3.2

鉄はミネラルの中でも吸収率が決して高くありません。一日に必要な鉄の量は成人男性で1mg、月経のある成人女性では2mgといわれています。

しかし、食物として摂取する場合は男性でも1日7~7.5mg、女性では10.5mgは必要です。

造血ビタミンを取りましょう

造血ビタミンとは新しく血球を作るために必要になるビタミンのことで、具体的にはビタミンB群のビタミンB12や葉酸を指します。

葉酸はほうれん草から発見されたビタミンで細胞を新しく作る際に必要なDNAやRNA(リボ核酸)を合成する過程で働く成分です。

とくに胎児の脳や脊髄の発達に重要な役割があり妊婦さんには特に重要なビタミンです。

巨赤芽球性貧血とは

これらが不足すると非常に危険な貧血である「巨赤芽球性貧血」を起こしやすくなります。

症状は舌痛(舌の粘膜が薄くなる)や足が振動を感じなくなる、歩くことが不自由になる、食欲の著しい減退などがみられます。

葉酸・ビタミン12

[葉酸を多く含む食品]

食品(100g当り) μg
焼きのり 1900
鶏レバー 1300
枝豆 320
大豆 230
ブロッコリー 210
ほうれん草 183

[ビタミンB12を多く含む食品] ※ごく微量摂取すれば大丈夫。通常の食事であればまず欠乏することはない

食品(100g当り) μg
シジミ 62.5
焼きのり 57.6
すじこ 53.8
アサリ 52.3
鶏レバー 44.4
煮干 41.3

怖い鉄分の過剰摂取

以上、貧血にならないためのおすすめ食材について書いてきました。サプリメントからの摂取は好ましくないとも書きました。なぜ食品からの摂取が望ましいのでしょうか。

サプリメントから鉄分を過剰に摂取した場合、吐き気、嘔吐、下痢などの胃腸障害のほか余分な鉄分が身体の各部、血管や脳、すい臓、肝臓などに蓄積されダメージを与えます。

更に長引くと血管系の疾患や肝硬変などのリスクも高まります。

鉄分に限らず栄養は食品から摂るのを基本に考えましょう。

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