帯状疱疹や単純ヘルペスの原因・ヘルペスウィルス

近年、帯状疱疹やヘルペスの罹患率が上がってきています。どちらもヘルペスウィルスの仲間によって発症します。

ともに湿疹や水ぶくれなどを起こし、症状も似ていることから混同されやすい病気ですが、基本的に2つは別の病気であり、原因となるヘルペスウィルスの種類も異なります。

ウィルス イラスト

スポンサーリンク
レクタングル広告

”ヒトヘルペスウィルス1~8(HHV-1~HHV8)”

現在、160種のヘルペスウィルスが確認されていますが、人に感染するのはそのうち8種類 ”ヒトヘルペスウィルス1~8(HHV-1~HHV8)”に分類されています。

帯状疱疹ウィルスはHHV-3と呼ばれるウィルスが原因で発症しますが、このウィルスに初めて感染すると水疱瘡になります。

ヘルペスは昔から存在する病気です。かつては子供のうちに水疱瘡にかかるのが当たり前でしたし、単純ヘルペスも多くは子供のうちに知らずに感染して、気付かないうちに免疫を獲得していたのです。

過度の清潔志向も考えもの

近年の清潔志向の高まりから身の回りに抗菌グッズが増え、クリーン化が進むにつれ、変な言い方ですが、子供たちがきちんと免疫を獲得する機会が減っています。

水疱瘡も単純ヘルペスも子供のころにかかると軽症ですみますが、大人になってかかると重症化する危険がある病気です。

若年層での単純ヘルペス感染

若年層での単純ヘルペスの感染も増えていますが、これは性交渉の若年化などの影響もあります。

また、妊婦さんが単純ヘルペスを発症して、出産時に赤ちゃんが産道で感染した場合、脳障害や最悪のケースでは死に至る危険性もあります。

現代病ともいわれるアトピー性皮膚炎やエイズ、がんなどの疾患を持つ人が帯状疱疹や単純ヘルペスにかかると症状が重症化しやすく、治りづらいばかりか、命を脅かす危険があります。

免疫力の低下が原因

帯状疱疹の誘因

  • 過労
  • 抵抗力の低下
  • 悪性腫瘍
  • 糖尿病
  • 外傷
  • 精神的ストレス
  • 放射線照射
  • 抗がん剤、副腎皮質ステロイド剤などの投与による免疫力の低下

等が考えられます。

スポンサーリンク
レクタングル広告
レクタングル広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする