片頭痛の原因と予防の裏技

片頭痛予防2

慢性の頭痛に悩む人は日本中に4000万人いると推計されています。

このうち「偏頭痛」が約800万人、そして7割にあたる500万人以上の人が日常生活に支障をきたしている、といわれます。

頭痛の苦しみも勿論ですが、「この頭痛の苦しみを周りに理解してもらえない」という悩みもあります。

女性に多いのが特徴です。

女性の場合、偏頭痛を単なる生理に伴う頭痛と思い込み、市販薬で済ませてしまいがちです。

頭痛薬は頭痛の原因を根本的に改善するためのものではなく、あくまで痛みの信号を薬の作用で抑え込んでいるに過ぎません。

これを繰り返すことで、薬の効き目も段々と薄れてきますし、胃腸障害やその他の副作用が起こってくるばかりか、脳過敏という別の状況も招いてしまいます。

wise story…その薬、本当に必要ですか?薬の副作用について

小宇宙

身体の救急システム

偏頭痛の発作が起きる時、脳内の血管は、1度縮んだ後に、今度は通常より拡がっている事が確認されています。

このとき、血管の周りにある三叉神経が刺激される事で偏頭痛が起こる、といわれています。

偏頭痛は、もともとの体質や遺伝的要素もあり、原因を一言で断定することは不可能ですが、身体の冷えや血流が関係しているかも知れません。

身体が冷えて縮みきった血管や、ドロドロの淀んだ血流。

身体の中で最も血液を必要とする器官は脳です。血液が4分間滞ると脳細胞は死んでしまいます。

そして、1度ダメージを受けた脳細胞は2度と元に戻す事は出来ません。

つまり脳のダメージは、生命そのものへのダメージとなるのです。

そこで、身体の救急システムは脳への血流を確保するために脳の血管を拡げ、それが偏頭痛の原因の1つになっているのかも知れません。

効果的なセルフケアは

そうだとすると、いわゆる「セルフケア」である程度対応できます。

ここで取り上げるのは何らかの病気(くも膜下出血や脳梗塞)からくる二次性頭痛以外の頭痛です。

脳血管障害からくるものは、激しい痛みや意識障害、片側の手足に力が入らないなど明らかな違いがあります。

まずは身体を温める

入浴

まずは身体を温めましょう。

長年、偏頭痛に悩まされている人は、なんとなくその前兆が分かるものです。

前兆を感じたら、半身浴や足湯で30分程度身体を温めて下さい。そうしながら白湯や身体を温める効果のあるハーブティーなどを飲んで見ましょう。

砂糖などを含んだ飲み物は避けるべきです。

糖質の多い食品は高血糖を生み出し、血液ドロドロの元になります。

 筋肉の緊張から来る頭痛

作業の合間に両肩を回したり、肩を上下させるだけでも随分と楽になるものです。

肩から頚部の緊張を解き、こりをほぐす運動や姿勢は頭痛の改善に役立ちます。

運動療法は主に緊張型の頭痛で効果を発揮しますが片頭痛でも効果を実感できるでしょう。

こうした運動療法は、厳密な比較試験がやりにくいため、改善の程度は証明されていませんが、簡単で安全な方法でありオススメの方法です。

かみ合わせから来る頭痛

固いものをかんだときの頭痛、口が開けにくい、口を開ける時に音がするなどが一緒に見られるときは、顎関節症を疑ったほうがいいかも知れません。

顎関節症の場合、歯軋りや悪い姿勢、物を食べるときにどちらか片方の顎だけで噛む癖がある、などが考えられます。

頭痛の正体はあごを動かす筋肉が持続的に収縮する事でおきる筋肉の痛み(筋膜痛)と考えられます。

あごの筋肉に極度の負担がかかり過ぎないようにすることが大切ですが、正しい姿勢や両方の顎でバランスよく物を噛む事も意識してみましょう。

あまり痛みがひどいようだと、歯科口腔外科などの顎関節症専門医がいる医療機関で受診することになるでしょうが、レントゲン撮影をして鎮痛剤と筋肉弛緩剤をもらって帰ってくることになります。

マウスピースの装着などを勧められるかも知れません。

いずれにしても高くつきますので、まずは自分で対処できることをやってみましょう。

不眠症対策

ストレスから来る頭痛

ストレスと頭痛には案外深い関係があります。

ストレス型の頭痛も緊張型の頭痛も共に慢性になりやすく、肩や首の筋肉がこわばった状態にあります。

さらに交感神経が優位に立っていますので、血管が収縮して血流が低下、筋緊張をが促進されて頭痛をもっとひどくしてしまう、という悪循環がみられます。

ストレスを溜めない、うまく発散する必要がここでも問われます。

睡眠と頭痛

睡眠不足は、ストレスの蓄積につながり頭痛の種となります。

しかし、寝過ぎも片頭痛を招く恐れがあるのです。睡眠によって緊張が解け、副交感神経が優位になって血管が拡張しやすくなるためです。

休みの日でも睡眠のリズムを崩さない事が大切です。

片頭痛を改善するハーブ

フィーバーフュー(ナツシロギク)や西洋フキ(バターバー)などが有名です。海外では比較試験も行われており、頭痛の発作の頻度が減ると報告されています。

マグネシウム

「慢性頭痛の診療ガイドライン」でもマグネシウムは、片頭痛に予防に効果的なサプリメントとして紹介されています。

マグネシウムには血行を調節する働きがあり、もともと血液中や脳内のマグネシウムが不足すると片頭痛が起きやすいといわれています。

スポンサーリンク
レクタングル広告
レクタングル広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告