お酒が弱い人ほど心筋梗塞が重症化しやすい?

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心筋梗塞が重症化しやすい人

お酒に弱い体質の人は、もし心筋梗塞になった時、症状が重症化しやすいと現場の医師たちの間で言われていました。

これは、臨床的診断(患者の訴える病歴と症状,医師が自分の感覚を用いて得た情報から診断すること)ですが、これを裏付けるような論文が米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版に発表されました。

アルコール

アルコールと心筋梗塞の関係

発表したのは、米スタンフォード大学の研究チームで、人のIPS細胞を使った実験によって確かめられました。

研究チームは、東アジア系でお酒に対して弱い遺伝子タイプの5人と、そうでないタイプの5人の皮膚の細胞からIPS細胞を作り、心筋細胞に変化させて性質を調べました。

IPS細胞というのはこのような実験をするにはとても便利です。

便利ですが、個人的にはこのような再生医療に代表されるような、臓器を部品として考え、「悪くなったら取り替える!」という発想には、やや違和感を覚えます。

「心筋がやられたから取り替える」、「神経が損傷したら新しく作って置き換える」という再生医療は前提として、身体は細胞と臓器から出来ており、それらは個別に成り立っている、考えています。

そのような考え方が医学の潮流になりつつあるのは事実です。

アセトアルデヒドとは

アルコール=エタノールは、主として肝臓で酸化され、二日酔いなどの中毒症状を引き起こす原因ともなる有害物質、アセトアルデヒドに変わります。

アセトアルデヒドは発癌性があり、食道癌や様々なアルコール性臓器疾患に対する関与が疑われています。

お酒に強いか弱いかの差はアルコールの分解と、このアセトアルデヒドの分解速度が関係しています。

アセトアルデヒドを分解する酵素である、「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」をつくる能力が弱いタイプの遺伝子を持つ人は、上手にこれらを分解できないため、お酒に弱くなります。

この酵素は、心筋梗塞になったときに出てくる活性酸素の解毒にもかかわっていて、お酒に弱いタイプでは、心筋梗塞などの酸化ストレスが働いた場合もこの酵素がうまく働かず、心筋細胞が死にやすい状態、つまり心筋梗塞が重症化しやすい、という事が裏付けられました。

もともと、私たち日本人を含む東アジアの人たちにはこの傾向があるのですね。

三大生活習慣病は高血圧、糖尿病、高脂血症です。

これらが揃うと、血管の老化が加速度的に進行します

。動脈硬化である日突然、心筋梗塞、脳梗塞などに襲われます。心臓と血管の病気というのはそのほとんどが生活習慣の病気なのです。

繰り返しになりますが、食生活や適度な運動を予防の中心にしていきましょう。

心臓に良い食生活

(キクラゲ)

キクラゲにはアスピリンと同じ抗凝血作用があり、ドロドロ血液を改善してくれます。

(オメガ3脂肪酸)

サバ、イワシ、サケ、くるみ、えごま油などに多く含まれ、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げてくれます。

(緑黄色野菜)

にんにく、たまねぎ、ブロッコリー、ほうれん草などは心臓血管系に保護的に働きます。

(しいたけ)

血液中の余分なコレステロールを、体外に排出する働きがあります。動脈硬化のような症状に有効です。

(貝類)

血液中で 血栓をできにくくして心臓病を防いだり、血管の収縮をおさえたりするほか、悪玉コレステロールの値を下げ、善玉コレステロールを増やす作用があります。
やはり、一番のオススメは規則的、継続的に有酸素運動を行う事。心拍数と呼吸数を充分にあげるような歩き方をすれば歩く事は身体のエアロビックな要求を全て満たす事が出来ます。

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