骨粗しょう症を防ぐために欠かせないこと

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは骨の強度が低下し骨折しやすくなった状態をいいますが、必ずしも自覚症状が現れるわけではありません。

思いがけない骨折がおこって初めて骨粗しょう症が判明する事もよくあります。

男性の骨密度は、年齢と共にゆっくりと減少しますが、女性の場合は閉経後に急激に骨密度が下がり、骨粗しょう症のリスクが高まります。

骨粗しょう症

なぜ、更年期以降に骨粗しょう症が急増するのでしょうか?

女性ホルモンはカルシウムの吸収や骨細胞の形成を促進する働きを持っていて、古い骨を壊す破骨細胞の働きを抑え、骨が壊されにくくなるように作用します。

つまり、骨吸収を抑えることにより、骨密度を高く維持する働きがあるのです。

そのため、女性ホルモンが少なくなる更年期には、新しい骨の生成が十分でない上に、骨の破壊ばかりが急速に進んでしまうため、骨密度がどんどん減少してしまうのです。

結果、腰や背骨(脊椎)、足の付け根(大腿骨頸部)、手首などに骨折が起こりやすくなります。

骨粗しょう症を防ぐには、偏食を避け、ビタミン、ミネラル、カルシウムを意識的に摂取し、適度な運動をすること。

これを頭に入れて、尚且つ実行できれば、骨粗しょう症に限らずほとんどの生活習慣病のリスクを軽減できます。

日光浴

認知症予防

ビタミンDは腸でのカルシウムの吸収を助け、骨の代謝を促進します。

サケやサンマ、サバなどの魚からも摂取できますし、日光浴によって体内でも作られます。

日光の紫外線によって皮膚でビタミンDが合成されるのです。

直射日光である必要はなく、木漏れ日の中を散歩するのも、とても気持ちの良いものです。

カルシウム

乳牛とミルク

カルシウムの欠乏というと、多くの人は乳製品を摂れば解消する!と思われるのではないでしょうか?

しかし、これは間違いです。

乳製品を多く摂取する国や酪農国ほど骨粗しょう症の人が多い、というデータもあります。

「カルシウム摂取が多い国ほど、骨粗しょう症が多い」というこのカルシウムパラドックスを初めて報告したのはアメリカの栄養学者・デビット・マーク・へグステッドです。

牛乳に多く含まれるリンという成分が、神経伝達など生命の維持に不可欠なカルシウムと拮抗し、カルシウム欠乏の状況を引き起こすうえ、もともと、日本人には乳製品に対する分解酵素が少ない、という現実もあります。

加えて、そもそも乳製品自体があまり良い食品だとは思われません。

牛乳は身体に良い?それとも有害?

豆腐や厚揚げ、がんもどきで十分代用できます。カルシウムの含有量も木綿豆腐半丁で180mg、がんもどき1個に160mgと乳製品に比べて遜色ない上に、美味しくヘルシーです。

他にひじき(10g・140mg)、わかさぎ(1尾・110mg)、小松菜(80g・135mg)などもおすすめです。

適度な運動

これまでの多くの研究から、適度な運動は骨量を増やし閉経後の骨量減少を緩やかにすることが知られてきました。

さらに、高齢者が散歩などの日常生活の動作、太極拳やゲートボール、ウォーキングなどの軽い運動を行うと筋肉や関節の柔軟性を高め、転倒骨折などを未然に防ぐことができます。

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