ポジティブ心理学~幸福感を増大させるためのテクニック

ストレスと無縁で暮らすことは困難ですが、そのストレスの原因は様々です。

ある人の人生における避けることの出来ない問題やプレッシャーが、その人自身が対処可能だと考える範囲を超えたときにストレスとして認知されます。

自分自身でストレスを大きくしてしまう

人間関係の軋轢、仕事のプレッシャー、金銭面での心配、健康問題に交通渋滞・・・etc

慢性疲労

ストレスの要因は外から来ることもありますが、実は驚くほど多くの場合、私達の内面から生まれてきます。心配や不安、後悔などの負の感情を何度も頭の中で反芻することで、自ら問題を大きくしていってしまうのです。

ストレスの始まりには、ある脅威が存在します。

ストレスを慢性化するもの

脅威が迫った時に起こる身体の変化について考えてみましょう。血圧や心拍数が上がり、筋肉の緊張は増し、消化機能は停止します。それに伴って思考、評価、分析を行う「前頭前皮質」の活動も低下します。認知機能の低下です。

こういった状態が長く続くと・・・、つまり脅威が過ぎ去った後も、起きたかも知れないあれこれのリスクの事や払うことになりかねない甚大なコストの事、著しく自分の評価を下げてしまうことへの恐怖などを頭の中で何度も反芻することにより脅威は存在し続け、あなたの身体はそれらのイメージを現実の出来事として解釈します。

この脅威に対する考えに囚われるとストレスは慢性的なものへと移っていきます。

慢性ストレスを抱えている人は「心血管反応性」が亢進しやすくなるため、ささいな問題に対しても心拍数が上がり息切れします。顎のこわばり、肩こり、腰痛などの身体症状があらわれるかも知れません。

最新の研究結果を待つまでもなく、ストレスが免疫機能を損ない、病気、早死、うつ病のリスクを高めるのは明らかです。

ポジティブ心理学とは

ストレスを抱えている人ほど運動量が少なくなりがちなうえ、脂っこい食事を摂りがちですし、イライラした時、一時しのぎと分かっていてもタバコに手を伸ばしたくなる人は多いでしょう。

近年、にわかに注目されている心理学の一分野に「ポジティブ心理学」があります。

アメリカ心理学会の会長でもあるマーティン・セリングマン教授が提唱しましたが、人が持つ強みと長所を元に、個人や社会がより幸せで生産的になれる方法を探す分野です。

精神疾患を治すことよりも人生をより充実したものにすることを主眼とします。

では、実際にストレスを管理する上でポジティブ心理学に出来ることは何でしょうか。

幸せな状態とストレスで疲れている状態とは両立しないとはいえ、困難な状況の中でも幸福感を感じることは可能なはずです。

セリングマン教授は、人が満足感と自分への信頼を取り戻し、数多くの人生の課題や喪失の中に隠された贈り物を見出すための強みを6つの大きなカテゴリーに分類しました。

  • 知恵
  • 勇気
  • 人間性
  • 節度
  • 正義感
  • 超越性

それぞれのカテゴリーが更に細かく分かれていますが、例えば「勇気」のカテゴリーには勇敢さ、粘り強さ、誠実さ、熱意などが含まれています。同時に現代のような混沌とした、そして複雑な世界でストレスと取り組むために最も役立つものとして、楽観思考も重視しています。

楽観思考は常に好ましい結果をもたらしてくれます。楽観思考とは将来に対してポジティブな期待を抱く傾向、すなわち良い結果を予測する傾向です。

ポジティブ

幸福感を増やすためのテクニック

主観的に幸福な人はそうでない人に比べて寿命が長く、病気が少なく、収入も多い傾向があります。

是非、自分自身の幸福感を増すための方法を身に付けて下さい。

  • 週に一回、自分の幸福を数えてみる
  • 心から熱中できることを見つける
  • 他人に親切にする
  • 人生に目標を見つけ、それを追い求める
  • 自分が感じることに注意を向ける
  • 成長できる、という自信を持つ
  • その日に起きた良いことを3つ書き出す。

楽観思考を備えているかどうかは人が自分自身に起こったことを説明するやり方を観察することで判断できます。

何か悪いことが起きたとき、楽観思考の人はその出来事の原因は自分の外側にあり(内在性ではない)、一過性のもので(長くは続かない)、その状況に特定されるもの(人生全体に影響しない)として説明します。

そして悲観思考の人とはその真逆の考えに囚われている人を言います。

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