パワーストーンから賢者の石まで

天然の作用によって生成される無機質結晶質物質の事を鉱物と呼びます。

中でも、「美しさ」「希少価値」「耐久性」を高水準で併せ持つ物質を宝石と呼び、更に長い年月をかけた結晶化の過程で自然界のエネルギーを内包し、神秘な力を宿すようになった貴石や半貴石の事をパワーストーンと呼ぶのです。

パワーストーン

パワーストーン・守護石とは

人はパワーストーンや守護石を身に付けることで災いを遠ざけ、幸運を引き寄せようと願います。

更に、石は勇気を引き出すお守りであったり、直感を養い才能に気付かせる石、病人の健康回復に寄与する石まであります。

「石ころで健康になれるのか?」と云う疑問は当然の事です。

磁気の力で血流を良くするといわれる磁石なども、実際は赤血球中のヘモグロビンに含まれている鉄分は磁気に反応しない性格を持つため効果のほどは?ですし、マイナスイオンを発生させて精神的、肉体的に癒し効果があるとして一時大流行したトルマリン(電気石)も熱することで電気を帯びることは確かですが、それがすぐさま健康に寄与するかどうかは、これまたクエスチョン。

12種類の石

では、パワーストーン、守護石などというものは世迷言でしょうか?

大昔から石の神秘な力を人々は信じてきました。

旧約聖書の出エジプト記にイスラエルの祭司の服装の決まりごとに関する記述があります。

12個の美しい輝きを放つ石に12の部族の名をそれぞれ彫り、それらを金の編細工の中にはめ込み祭服の胸当てとしなければならない云々。

新約聖書にも(ヨハネ黙示録の第21章)神の都を築く事になったイスラエルの民が、町の礎石に12の宝石を飾る話が出てきます。

これらの石こそ部族の象徴であり、守護石であったのです。やがて12種類の石は12星座の守護石へと変化していきます。

12種類の石

12星座の守護石

  • 牡羊座・・・ブラッドストーン:勇気、情熱
  • 牡牛座・・・サファイヤ:冷静、沈着
  • 双子座・・・メノウ:赤(克服)緑(癒し)
  • 蟹座・・・パール:感受性、想像力
  • 獅子座・・・サードオニキス:支配、自身
  • 乙女座・・・カーネリアン:勇気、友情
  • 天秤座・・・オパール:無邪気、潔白
  • 蠍座・・・トパーズ:誠実、友情
  • 射手座・・・ブルーカルセドニー:癒し、良縁
  • 山羊座・・ルビー:生命力、情熱
  • 水瓶座・・アメジスト:恋愛成就、安眠
  • 魚座・・アクアマリン:調和、直感

諸説ありますが、太古の昔から人は石に宿るパワーやメッセージを敏感に感じ取っていました。その意志に耳を澄ましていたのです。

アイザック・ニュートンが探し続けた賢者の石

イギリスが産んだ自然科学界の巨人、アイザック・ニュートンが生前に愛用していたという研究ノートが1936年にサザビーのオークションにかけられました。

329冊の草稿からなるその文書は後に「ポーツマス文書(Portsmouth Papers)」と呼ばれることになります。

これらの手稿の実に3/1がいわゆるオカルト、聖書の暗号の解読や古代文明、世界の終末の計算、錬金術、賢者の石などに関する研究でした。

”賢者の石(philosophers’ stone)”とは、あらゆる病を癒したり、卑金属を貴金属に変える際の触媒になると中世の錬金術師によって信じられていた物質のことです。

道教で「服用すれば不老不死を得られる」と考えられていた「霊薬(仙丹)」は中国版の”賢者の石”といえます。

パワーストーンを身に付けさえすれば何でも願い事が叶うと考えるのはナンセンスですが、永い年月をかけて紐解かれてきた石には太古からの英知が宿っていると考えられます。

その英知に耳を傾けるならあなたの心は癒され、思いがけない発見があるかもしれません。

人間同士の関係でもそうですが、自分の事を信用してくれない相手に対して、最善の結果を返すことは至難です。まず、心を開いて信用してみることです。

占い

ペンジュラム占い(pendulum)・ダウンジング(Dowsing

最後に、簡単な石とのコミュニケーションの方法をご紹介します。

ペンジュラム占い(pendulum)と呼ばれるものです。pendulum=振り子を意味します。

石が使ってあるペンダントを持っていますか?ペンダントの先についている石の動きに注目してイエス・ノーを判断する占法です。

ヨーロッパでは千年以上も前からペンジュラムの他にダウンジングと呼ばれる”Y”型や”L”型の棒を使って地下水脈や鉱脈、油田などを探す技術として利用されてきました。

アメリカでは現在でも水道の配管工事や電話工事をする際、ペンジュラムやダウンジングで地中を調べる「ダウザー」と呼ばれる専門家が多数活躍しています。

  1. まず椅子に座り深呼吸して心を落ち着けます。
  2. 石に「占い役になってくれることに感謝」を伝えます。
  3. ペンダントを利き手に持ち、下に垂らし、一番よく揺れる部分を探してそこを持つ。
  4. イエス・ノーで問いかけます。二者択一の質問であれば健康のことなどにも色々応用できますね。
  5. イエスなら石が円運動を始めますが、ノーなら石は動きません。

尤も、石の動き方に関しては「絶対にこう動く!」という事ではありません。それも試していく過程の中で石自身が教えてくれるでしょう。あなたとの信頼関係の中で。

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