QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を高める3つの習慣

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を高める

「命長ければ恥多し」と詠んだのは兼好法師です。

荘子の「男子多ければ則ち懼れ多し。富めば則ち事多し。寿ければ辱め多し(男の子が多ければ心配事が多い。金持ちになれば面倒事が多い。長生きすれば恥をかくことが多い)」に由来するのでしょう。名月

「命長ければ蓬莱を見る(思わぬ良いことがあるかもよ!)」とも言います。出来ればこちらの方を期待したいものです。

それには日々の心がけとそれに基づく行動が必要です。

QOLの低下を避けるために

高齢になると様々な病気にかかります。若い頃からの病気が加齢による臓器機能の変化によって、病態が変化します。

更に、老化は様々な病気の初期の状態を引き起こしてきます。1人の老人が数種類の病気を抱える事も珍しいことではありません。顕著な例は死因の上位を占める癌や脳血管疾患、心疾患などです。

これらは確実に寿命を縮めますが、ある意味でもっと厄介なのが生活の質、いわゆる『QOL(クオリティー・オブ・ライフ)』を低下させてしまう病気、とりわけ「運動器」と呼ばれる日々食事をしたり、運動したりすることに不可欠な機能(骨格・関節・靭帯・腱等)を低下させる病気です。

高齢化に伴う骨粗しょう症は最も有名で患者数は人口の10%、1千万人を下らないと推定されます。生活不活発病にならないために

特に女性は閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンの低下の影響で骨の強度が急激に減少します。

骨密度が一定ラインを下回った骨は大変脆く、ちょっとした衝撃で骨折してしまうようになります。

脳梗塞と骨折が老人の”寝たきり”の原因の半数を占めます。今の老人は降圧剤の飲みすぎですから、脳内の血管が破けて出血するようなことはかなり減っています。その代り、詰まり易くなっている訳ですが・・・。

実際、年を取ってからの骨折は致命的です。若い頃のようにすぐには治りません。

仮骨の出来も悪く、折れた部分もなかなかくっつきません。治癒に時間を要するほどベッドに寝ている時間が長くなり、心身の活動性が低下していきます。

いわゆる”生活不活発病”です。”廃用症候群”という呼び方もあります。

三つの対策を考えてみましょう。

運動

まず、運動

過度の安静と過度の運動は高齢者にとってマイナスですが、適度な運動が老化を遅らせ健康を保つことは明らかです。

一日に歩く距離と死亡率の関係をみてみると、歩く距離が長い人ほど死亡率が低い事が分かっています。

おすすめはウォーキング。特別な施設も道具も必要なく、たった今からでも気軽に始められます。

もちろんウォーキングに固執する必要はありませんが、高いお金を払ってジムやプールに行かなくても十分な効果をあげる事ができます。

具体的には1日30分程度を目安に少し汗ばむ位の強さで、出来るだけ毎日続けるのが大切です。
健康野菜

次に食事

骨の成分の約20%が有機成分で、その9割はI型コラーゲンというたんぱく質です。骨の健康を考えればカルシウムだけではなくたんぱく質も重要です。

ここで重要なのはたんぱく質を摂る際のアミノ酸のバランスです。

必須アミノ酸と呼ばれる8種類(トリプトファン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン・バリン・イソロイシン・ロイシン)は体内で合成する事が出来ないため、食物から摂取する必要があります。

「これを食べていれば大丈夫!」という都合の良い食品はなかなか見当たらず、栄養素に注意してバランスよく食べましょう。

  • カルシウム(健康な骨や歯を作る)・・・干しエビ、しらす干し、ひじき、小魚etc
  • たんぱく質(筋肉や臓器の重要な構成成分)・・・しらす干し、イワシ、卵、大豆etc
  • ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)・・・きくらげ、しらす干し、イクラ、鮭etc
  • ビタミンC(コラーゲンの合成に不可欠)・・・赤ピーマン、ゆず、アセロラ、焼き海苔etc
  • ビタミンK(骨へのカルシウムの沈着を助ける)・・・抹茶、わかめ、味付け海苔、パセリetc
  • マグネシウム(酵素の働きを助ける)・・アオサ、青海苔、わかめ、ひじきetc
  • 亜鉛(酵素に関わる必須ミネラル)・・・・・・牡蠣、豚レバー、牛肉、たまごetc

最後は

ある意味一番大切なのは、これらを継続して習慣化することです。

どんなに良い事でも習慣化する前に終わってしまっては意味がありません。

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