世界初 ips細胞からつくった網膜を移植

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夢の再生医療

ips細胞は2006年に京大の山中伸弥教授が生み出した、夢の細胞です。

様々な組織や臓器に変化させる事が出来ます。

そのips細胞(人工多能性肝細胞)から作った網膜色素上皮細胞を目の難病患者に移植する、という世界で初めての手術が行われました。

この研究は理化学研究所と先端医療センター病院が共同で進めてきました。

臨床研究の対象は「滲出型加齢黄斑変性」という難病です。

物を見るときに最も大切な働きをする網膜。

眼

その中心部を黄斑といいますが、視力を維持したり色を識別するという、目の役割そのものの重要な仕事をしているのが、黄斑と呼ばれる部分。

この黄斑が加齢と共に正常に機能せず、問題になるほど機能低下した状態を加齢黄斑変性といいます。

悪化すると最悪、失明の恐れもあります。
手術を受けたのは兵庫県に住む70代の女性(滲出型加齢黄斑変性は男性に多い)で数年前から、著しく視力が低下し、治療を受けていましたが、病気の進行を食い止めるにはいたりませんでした。

術後の経過は良好

手術には先端医療センター病院の眼科の医師がチームを組んで臨み、全身麻酔の後、病気で傷ついた網膜の一部を取り出し、網膜細胞のシートを貼り付ける、というものです。

口で言うのは簡単ですが、実際の手術はは3時間近くかかりました。

今回の手術は安全に行えるかどうか見極めるための臨床目的が主でしたが、患者の女性は出血も無く経過は良好ということです。

現在、この病気は増加傾向にあり難病情報センターのまとめによりますと、

加齢黄斑変性の推定患者数は69万人であり、9年間で約2倍に急増していました。

加齢黄斑変性は現在、日本人の視覚障害の原因の第4位に位置しています。

ということです。

日本が生み出した夢の細胞は本格的実用化に向けての第一歩を踏み出しました。

今後の展開に期待したいですね。

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