奇跡の生還 「サードマン現象」

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健全な精神は健全な精神に宿る

「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言ったのは古代ローマの詩人ユウェナリスである、と一般に言われています。

古来、身体と心の関係やそれらを慎重に扱うべきことは、先人によって指摘されてきましたし、色々な書物でも頻繁に言及されてきました。

心や身体が健康でないと、前向きで健全な発想になり難いのは確かです。

キリスト教でも身体は聖霊が宿る神殿として身も心も清めるように教えていますね。

鉄人・ラインホルト・メスナー

イタリヤの登山家であり、人類史上初めて、地球上に14座ある8,000メートル峰を完全登頂(無酸素)した鉄人(ラインホルト・メスナー)はドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」のなかで次のように語っています。

雪山イメージ

人間は、英語で言うところの、スピリット、マインド、ボディーの3つの要素から成っていると私は思います。

ス ピリットとは霊的な魂のこと、ボディーは肉体、マインドは理知的な心です。

この3つの要素の調和がとれているのが人間の理想的な姿だと私は思います。しか し、もし肉体を疎かにすると、スピリットやマインドがいかに高くても、人間はその肉体の弱さにとらわれてしまう。

人間は自分が持っているいちばん弱い要素 を基準に生きざるを得ないのです。

~ 中 略~

肉体を鍛錬することなしに精神力は強化されません。

サードマン現象とは

余談ですが、メスナーには面白い話があります。

いわゆる『サードマン現象』です。

サードマンとは探検家や冒険家などが高山、極地などで心身が極限状態にあるときや、戦時下などで生命が危険に晒された危機的状況にある人などが出会う、その危機一髪の状況から脱出する道を示してくれる「不思議な存在」のことです。

メスナーが「人食い山」として恐れられているヒマラヤのナンガ・パルバートに登頂した時の事、下山ルートを見失ったメスナーは極限の疲労状態の中で、雪の中1人で横たわっていました。

彼ほどの鉄人です。決して諦めていたわけではなく、いかにしてその状況を打開するか思案していました。

その時、突然1人の少女が自分の横に座っているのに気が付きます。メスナーは少女に善後策を相談し、助言を受け下山に成功します。

「あれは決して幻覚ではないし、自分自身と話したのでもない」、と後にメスナーは語っています。

意外にも、こういう体験をした人は案外多いものです。

オーストリア人登山家のヘルマン・ブールも一九五三年にやはりヒマラヤ初登頂を果たしたとき、幻のパートナーに支えられて下山したといいます。

さらに9・11のテロ事件で、飛行機が激突したビルの八十四階にいたロン・ディフランチェスコは、男の声に導かれて無事、生還しました。

「サードマン」についての解釈は様々ですが、サードマンが善良な意思の下、人間を助け、奇跡の生還を可能にしてくれる存在であることだけは間違いないようです。

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