信じる者は救われる!・・・かも?

ヒトゲノムプロジェクト

医学に絶対的な信頼をおいている人は少なくありません。

現代医学は飛躍的な進歩を遂げ、ついには人体の神秘を解明しすべての病を克服し続ける、という信仰です。

一時期、ヒトゲノムプロジェクトが盛んに行われていました。

ゲノムとは生命の設計図であり、生物を生物たらしめる遺伝情報の全てです。

ヒトゲノムを解読すれば生命の謎がすべて解けると信じられていましたが、実際はどうでしょうか。

1990年代に始まったこのプロジェクトは2003年に全塩基配列が決定し、ヒトゲノム解読完了が宣言されました。

しかし、ヒトゲノムがすべて解読された今も、状況はあまり変わっていません。

ある遺伝子にあるスイッチが病気の発現に関与していることはわかっても、その調節が行われるメカニズムは分からないままです。

期待されていた遺伝子治療の研究も今のところ成功というには程遠い段階です。

現代医学

現代医学のアプローチ

現代医学の知識は非常に限られているのです。

一つには現代医学の病気へのアプローチ、とりわけ初期の段階で非物質的な問題に取り組もうとしない、或いは全く黙殺しようとする姿勢に問題があります。

生体の機能のレベルに何らかの問題が現れるまでは誰も治療を行うことができず、血液検査をして異常値が出た時にはじめて、治療方法を考えます。

一方で古来から行われてきた代替医療や補完医療の多く、アーユルヴェーダや中医学、ホメオパシー医療から南米のシャーマンに至るまで、非物質的なエネルギーの存在を前提として治療法を組み立てていきます。

チャクラ

生体エネルギー

それらはライフフォース、気、ドーシャなど様々に呼ばれていて、それぞれ小さな差異はありますが基本的には同じもの、『動き』を生み出すエネルギーの事であり、これがあるからこそ人体は新しい細胞を作り続けることが出来るという考え方です。

この立場では病は生体エネルギーが傷つくことによって始まり、その障害が物質的な人体器官に影響した結果、具体的症状として細胞の障害が生じて病気になると考えます。

これらの現象を科学的に確認することは困難でしょう。

森の賢人

信じる、という事

「実際に自身の目で見て確認できないものは決して信じない」という立場があります。

本当に?

実際に自分の目で見て確認してはいなくても頭から信じていることはたくさんあるのではないでしょうか?例えば”地球は丸い”という事。これは自分の目で確認した気になっていても実際はNASAやRoscosmosが衛星からの映像だといって公開しているに過ぎません。

”ニンジンやトマトと同じように自分自身の身体も陽子と中性子、電子の何千通りの組み合わせである原子から作られている”という事を疑っている人はいない筈ですが、電子顕微鏡でも見えないため、これも目で見ることは不可能です。

素粒子物理学の業績を信じている訳です。

実際に自分の目で見て確認してはいなくても、人はこれらの事を知っているばかりではなく、信じてもいます。

もちろん、そんなことを疑うことは非現実的な考え方でもあります。

浄土真宗の開祖である親鸞上人は、その門徒に”浄土”や”阿弥陀如来”の実在性を問われた時に、「自分にもはっきりとはわからない。わからないけど自分の信頼するお師匠(法然)さんが言われたことだから信じている」と答えました。

ある事柄を信じる、信じないとは突き詰めてしまえば案外それだけのことです。

スポンサーリンク
レクタングル広告
レクタングル広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告