世界の3大伝承医学・アーユルヴェーダが教える生命のエッセンス「オージャス」とは

健康に欠かせない要素

世界中の伝承医学がまず最初に共通して教えるのは、人間が健康で充実した日々を送るために欠かせない要素として「食」、そしてその消化や吸収、排泄という流れの重要性です。

様々な民族において、その常食とする食物には動物性のものから植物性のものまで種々ありますが、一様に医食同源の精神が見て取れます。

「食を医とせよ。医を食とせよ」という教えです。

伝承医学がまず最初に「食」を教えることは理にかなったことです。

「消化」「吸収」「排泄」の重要性

人は食事によって生命を維持し、場合によっては生命を縮める事にもなります。

食べたものが、きちんと「消化」され、栄養素が「吸収」され、老廃物が「排泄」されるという流れが日々健全に行われると、病気を寄せ付けない健康な身体を保つことができます。

「アーユルヴェーダ」世界の3大伝承医学

世界の3大伝承医学の1つ、3千年以上の歴史をもつアーユルヴェーダはインドの自然医学体系です。

アーユルヴェーダでは自然法則の一環として人体を解明し、その法則に逆らわずに生きていれば、無駄な努力などすることなく健康でいられる事を教えています。

その際に重要視されるのが腸の健康状態です。

「消化・吸収・排泄」のプロセスをスムーズに働かせる腸の強さを持っている人は、少々のことでは体調を崩しません。

食べたものは確実に消化され、身体の原動力となるエネルギーがしっかりと代謝されます。

栄養素が血液、筋肉など体内の組織に適切に変換され、身体に強度をもたらすのです。

7つの組織

また、大腸でまとめられた老廃物(便)は、きちんとした消化のプロセスを経ていれば、完全に不要となった”燃えカス”となり、大腸に長く留まる様なことはありません。

排泄が上手くいかないと重い未消化物腐敗して、酸化し、毒となり、あらゆる病気の原因となっていきます。

腸で消化・吸収された栄養素は、一度肝臓へ送られますが、アーユルヴェーダでは、肝臓での代謝後、「7つの組織へと順に変換されていく」と考えられます。

7つの組織とは、順番に

  1. 血漿
  2. 血球
  3. 筋肉
  4. 脂肪
  5. 骨髄・神経
  6. 精液・卵子(生殖器官)

となります。

1から順番に作られていきますが、その際、60滴の血漿から一滴の血球が作られ、60滴の血球から一滴の筋肉が作られ・・・、という流れで生成が進んでいきます。

生命のエッセンス「オージャス」

そして、7つの組織が作られた後、消化の最終産物として「オージャス」と呼ばれる特別なエッセンスが作られると考えられています。

オージャスとは生命の維持に欠かす事の出来ないエネルギー、免疫や活力の素と考えられています。

純粋な質の食べ物「サットヴァ」を多く含む、よく熟れた季節の果物や、新鮮な旬の野菜で作ったスープなどをよく噛んで味わって、適量を食べましょう。

適量とは次の食事が始まるまでにお腹が空いている量です。

オージャスは身体だけでなく、心にも調和をもたらします。

すべては腸がきちんと食べたものを処理できるかどうか、にかかっています。

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